焼くと炒めるの違い!焼きそばはどっち?

先日、ボケーっとYouTubeを見ていたら、屋台の焼きそばの動画が出てきました。

 

屋台の焼きそばって、なんでこんなに美味しそうに見えるのかな〜と思い夜中にお腹を空かせながら屋台の焼きそばの動画を見ていました。

ダメだ、貼ったらまたお腹空いてきた…

 

何度も屋台のおっちゃんが焼きそばを作っている姿を見ていると、ある疑問が出てきました。

それは、「焼きそばって焼くというよりは炒めているんじゃないか」というもの。

 

そもそも、「焼くと炒めるってどう違うんだろう?」と。

 

どちらも火を使った調理方法の1つではありますが、明確な違いを説明できるかと言われたら難しいものです。

ということで、今回は焼くと炒めるの違いについて取り上げたいと思います。

 

では、一緒に見ていきましょう!

 

そもそも焼くって何?

焼くという言葉には、調理方法に限らず、「世話を焼く」「ヤキモチを焼く」「写真を焼く」など色々な使われ方をします。

 

調理方法の焼くという言葉には「火を通して加熱する」という意味があります。

実は、焼くというのは人類が火を発見した時から使っていた最も古い調理方法です。

 

火を使って加熱する調理方法は「煮る」「蒸す」「炒める」「揚げる」など様々な調理方法が挙げられますが、その中でも焼くという調理方法は桁違いに歴史が古いんです。

 

また、焼くと一言にいっても種類があります。

本来の焼くと言う意味は、火で直接加熱する直火焼きです。

鉄板もフライパンもまだなかった時代、加熱するには直火焼きしかありませんでした。

なので、直火焼きこそが人類最古と思われる焼き方だったのです。

 

後々に鉄板やフライパンで間接的に焼くようになりました。

と言うことは、炒めるとは後々に登場した調理方法になります。

 

では、炒めるとはどんな調理方法なのかみていきましょう。

 

炒めるってどんな調理方法?

炒めるというのは油や調味料などで食材全体にいきわたせるようにかき混ぜて加熱する調理方法です。

 

特にこのかき混ぜるというのが重要です。

 

基本的に焼くという調理方法は食材をあまりかき混ぜず、しばらく放置しているものです。

ハンバーグやステーキなどを焼く際に、焦がさないようにひっくり返したりはしますが頻繁には混ぜませんよね。

 

イメージ的には…

・焼くというのは(弱火や中火で)あまり動かさず中までじっくり火を通す

・炒めるというのは(強火で)水気を飛ばしてかき混ぜながら加熱する

 

料理をする上ではこの2つのイメージがあれば大丈夫です!

 

では、焼きそばの場合は「焼く」なのか「炒める」なのかどっちなのでしょうか?

 

焼きそばは焼いている?それとも炒めている?

焼きそばは「焼き」と言う名前がつきますが、頻繁にかき混ぜることが多いのでどちらかというと炒めているように思います。

 

しかし、人によっては少し放置して焦げ目をつけたりもするので、完全には炒めているとは言えません。

 

その答えを探すため、もう一度焼くの歴史を見てみました。

焼くが全てのベースになっている?

前述したように、焼くという調理方法は加熱する調理方法の中で最も古い調理方法です。

そこから、様々な調理器具や油を使いこなすようになり、炒める、揚げる、蒸すなどの調理方法が登場しました。

 

また、焼くの種類にも煎り焼きや揚げ焼き、蒸し焼きなどがあります。

 

つまり、全て焼くということがベースになっています。

 

もちろん、それぞれは違う方法で調理するのですが、僕は焼くという中に「蒸す」「炒める」「揚げる」「煮る」があるのではないかと思います。

 

ここで、話を戻します。

焼きそばはそもそも蒸した麺を使っていて、具材などを炒めて調理します。

 

しかし、先ほど話したとおり、そもそもは「焼く」というのがベースになっているので、「焼き」そばだけれど調理方法でいうと「炒めている」ものだと思います。

 

また、焦げ目をつけたりする場合は「焼く」と「炒める」という調理方法を組み合わせているものだという結論に至りました。

 

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