昨晩、シチューを作ろうと冷蔵庫から人参を取り出したら、人参から白いひげのようなものが生えてきていました。
買った時は生えていなかったのに、冷蔵庫でしばらく保管していたら、いつの間にか生えてきた白いひげ。
この白いひげの正体は一体何なんでしょうか?
また、この人参は食べれるのか気になり、白いひげについて調べてみました!
人参から白いひげが生えてきても食べれる!
結論から申し上げますが、白いひげが生えた人参でも、腐ってなかったら食べれます。
※悪臭や変色、ブヨブヨに柔らかくなってる場合は腐ってるのでやめておきましょう。
白いひげは、じゃがいもの芽などとは違い、毒素はないようです。
なので、食べても問題ありません。
とは言っても、人参に白いひげが生えていたら、あまり食欲をそそられませんよね^^;
では、どういう風に食べると良いのでしょうか?
皮は剥いた方が良い
人参を皮ごと食べる方は、ひげが生えたままの人参を食べるのは気が引けると思います。
なので、皮を剥いて調理した方が、食べる時に気になりません。
さらに、火を通してしまえば、ほとんど気になりませんよ!
また、ゴシゴシと水で洗えば、ひげは綺麗に取れます。
私は、皮ごと調理しましたが、何の問題もありませんでしたよ^ ^
さすがに、ひげがついてる状態だと食感が悪くなったり、見た目が悪くなります。
白いひげはしっかり処理しましょう。
ところで、先ほどから勝手に「白いひげ」と言っていますが、この白いひげの正体は一体何なのでしょうか?
白いひげの正体!
人参の白いひげの正体は、「根っこ」です。
人参はゴボウやカブと同じく根野菜で、細かいひげのようなひげ根を持っています。
根野菜は、収穫して切った後も、生きている野菜なので、根っこはさらに成長しようと生えてきます。
実は、このひげ根が伸びるていると、人参の食べごろは過ぎています。
なので、スーパーに並んでる時から伸びてる人参は、購入するのはおすすめしません。
というのも、ひげ根の多い人参は、収穫遅れの人参です。
収穫が遅れた人参は、ひげ根が生えて、土に人参の水分が吸収されてしまいます。
なので、人参の水々しさが失われてしまうんですね^^;
最も美味しく人参を頂きたいなら、ひげが生えていない人参を選んだ方が良さそうです。
最後に、できるだけ人参を美味しく食べるための、保存方法や人参の選び方をご紹介させていただきます。
新鮮な人参の選び方!
先ほどもお話ししたように、まずはひげ根の生えてない人参を選びましょう。
また、人参の色は鮮やかで赤みがあるものが良いです。
鮮やかな赤みのある人参は、アンチエイジングや美肌効果のあるβカロテンが豊富に含まれています。
女性にとっては、かなり嬉しい話です。
他にも、人参を選ぶポイントとして、皮の表面は傷やひび割れがなく滑らかなものが良いです。
人参の品種にもよりますが、先が丸くてあまり細くなっていない人参を選びましょう。
新鮮な人参を選べば、甘みがあって美味しいです!
ぜひ、美味しい人参を見つけだして下さいね。
人参を長持ちさせる保存方法は?
人参を袋にで買って、そのまま冷蔵庫に放り込んでしまってはいないでしょうか?
人参が安い時に、大量買いして冷蔵庫に放り込むのは危険です。
というのも、人参は湿気に弱い野菜です。
なので、キッチンペーパーや新聞紙で人参を包むようにしましょう。
できれば、1本ずつ人参を包むのがベストです。
また、人参は立てて保存した方が良いです。
人参を立てることによって、土の中と同じ状態になるので長持ちします。
土に埋まってる時は、人参は立ってる状態ですよね^^
また、使いかけの人参は、切り口から傷み始めてきます。
しっかりラップに包み、冷蔵庫で丁寧に保管しましょう。
そして、できるだけ早く料理に使いましょう。
しばらく人参を使わない時は、冷凍保存も可能です。
千切りやいちょう切りにして、冷凍庫に入れておくと使う時に便利ですよ。
最後に
ひげが生えてきた人参は食べても問題ないですが、あまり食べごろではないんですね。
やはり、食べ物は新鮮に美味しく頂きたいものです。
とはいっても、私はひげの生えた人参の味が落ちたことに気がつきませんでした^^;
私のように鈍感な人は、味が落ちたことに気がつかないかもです(笑)
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