銭湯から自宅のお風呂場まで、よく使用する風呂の椅子。
銭湯の場所によって椅子の形は違いますが、真ん中に穴が空いてるものが多いですよね。
この穴は一体何のためにあるのでしょうか?
日常生活に隠れた小さな疑問…。
ふと気付いたのが、お風呂の椅子はプラスチックで作られていることが多いです。
プラスチックで作る過程に必要な形なのかと、プラスチック会社に問い合わせてみました。
そして、あれこれ聞いてみるとお風呂の椅子の穴の正体が分かったので、ぜひ最後まで見ていって下さい。
3分で読めます。サクッとどうぞ。
お風呂の椅子の穴の正体!
プラスチック会社さんに問い合わせたところ、穴が空いてる理由は主に2つあることが分かりました。
- ①椅子の強度を上げるため
- ②防カビ・抗菌の効果がある
では、それぞれの理由を見てみましょう。
①椅子の強度を上げるため
穴を開けたら、椅子の強度は下がりそうですよね^^;
しかし、椅子に穴を開けることで壊れにくくなるのです。
よくよく考えてみると、プラスチックって結構壊れやすいです。
当然、思いっきり乗ったら「パキッ」と音を鳴らして壊れますよね。
そんなプラスチックですが、風呂の椅子は4本足で立っています。
何なら3本足のものもあります。
それなのに、結構丈夫と思いませんか?
真ん中に穴が空いていることで、中心にかかる力が分散されるからなんです。
椅子に座ると、一点に力が集中することが多いですよね^^;
力を上手く分散してくれてるのが、真ん中の穴の役割です。
もし、穴がなければ椅子の足が傾いたり、折れるなんてこともありえます。
かなり、真ん中の穴はかなり重要な役割を担っています。
また、プラスチックだけで椅子が作れるのは、コストの削減にもなります。
もっと強度の高い材料で作ったら、値段も高くなってしまいますね^^;
②防カビ・抗菌の効果がある
もう一つは、衛生面の目的です。
お風呂の椅子は、少し凹んでいますよね。
座り心地は良いですが、凹んでいる所に水が溜まってきます。
椅子の上に水が溜まっていると、カビが生える原因になります。
穴があることで、椅子に水が溜まらないようになっているんですね。
つまり、穴があることで、防カビ・抗菌にも繋がります。
プラスチック会社に教えてもらったのは以上の2つです。
椅子の強度を上げる為と、衛生面の問題だったんですね。
しかし、調べてみたら、他にも色々な説があるようです。
他の説も一緒にご紹介します。
お風呂の椅子の穴の色々な説!
- 吸盤のようにお尻にくっついてしまわないようにする為
- 銭湯などで重ねた時に穴の部分に指を引っ掛けると持ちやすいから
- おならをするための穴
- ただのデザイン
おなら以外は、どれもありえそうです。
おならの為に、わざわざ穴を開けたデザインにはしませんよね(笑)
やはり一番大きな要因としては、プラスチック会社に教えてもらった2つだと思います。
最後に、お風呂の椅子以外で、穴の空いた椅子もご紹介します。
ぜひ、見ていって下さい!
穴の空いている椅子は他にもある!
お風呂の椅子の穴に疑問を持ってから、日常生活で様々な椅子を見ていました。
すると、他にも穴の空いた椅子が隠れていました。
それは、「駅のホームにある椅子」と「外にある観客席」です。
100%ではないですが、どちらも穴が空いてることが多いです。
椅子の穴の目的は、雨水が溜まらないようにするためです。
お風呂の椅子の穴の理由と一緒ですね。
なので、地下鉄にある椅子は穴が空いてません。
耐久性に関しては明確に分かりませんが、多少なりとも強度を高めてると思います。
しかし、駅のホームの椅子も観客席も、穴がなくても十分強度は高めです^^;
日常のちょっと変わった形のもを探してみると、結構面白いですね!
他にも面白いものを見つけたら、ぜひシェアさせていただきます♪