パンを挟んだり、サラダを取り分ける時などに使うトング。
トングはバーベキューやパーティ、料理など様々な場面で活躍します。
また、色々の形のものがあり、先端がギザギザのものもあれば丸い形のもの、細長いものなどもありますね。
その中でもトングに穴が開いているものもよく見かけます。
トングの穴には何か理由があるのでしょうか?
トングの穴の理由をリサーチしてみましたので、一緒に見ていきましょう!
トングに穴がある理由!
水切りをするのに便利!
穴が開いているということは、当然汁物は掴めません。
それが穴あきトングの一番のメリット!
例えば、茹でたパスタを掴むだけで湯切りもできるのでザルが不要になります。
揚げ物やフライを揚げる時にも、掴むことで油を切れます。
また、鍋料理の取り分けにも便利です。
穴が開いていることによって汁物や油などを掴めないのが穴あきトングの特徴です。
掴みやすくなる
通常のトングはツルツルした麺類は非常に掴みにくいです。
しかし、穴あきであれば細い麺類も掴みやすくなります。
また、サラダの取り分けにも、細かく刻んだ野菜のように繊細なものも指先代わりのように掴めます。
穴あきトングを見てみると、先端が丸いものが多いです。
一般的なトングはギザギザの部分で掴みやすくなっています。
一方、穴あきトングは穴が開いていることによって耐久性があり、丸みがあって非常に食材が掴みやすいです。
肉や魚を焼くときにもひっくり返しやすく、パスタを調理する時には、具を炒めるところからパスタを和えるところまでをトング一本でできてしまう便利なアイテムです!
できるだけシンプルにしてデザインにもこだわった?
穴あきトングの色々な商品を見ていると、トングをすごくシンプルにしたらこのデザインになったのではないかと思います。
というのも、穴あきトングは無駄な凸凹がなくてとてもシンプルな形に穴が開いています。
穴が開いていることによって丈夫で、この形だとすごく洗いやすいです。
ちなみに、家にあるトングはこんな形なのですが↓
よく、隙間にパスタが挟まり、洗う時少し面倒臭いです^^;
色々なことを考えて、シンプルでおしゃれなデザインになったのが、この穴あきトングではないかと思います。
ところで、今では色々な種類があり様々な場面で使われるトング。
そもそもトングとはどんな場面で使われていたのでしょうか?
少し、トングの歴史を見てみましょう!
トングの歴史
トングは紀元前から既に木製のものが存在していました。
火のついた薪を移動させるのには素手では難しかったため考案されたそうです。
今ではサラダなどを取り分ける時にも使われますが、元々は熱いものを掴む時にも使われていたんですね。
また、似たような道具に「火ばさみ」があり、地域によってはトングをそのように呼ぶところもある。
本来「火ばさみ」とは、たき火の時の薪や炭を摑んだり、ゴミを拾ったりするための道具を指します。
今でも、ゴミ拾いや薪や炭を掴むのに使いますよね^ ^
トングは紀元前から現代まで進化しながら使われているんですね。
おまけ
最近では、ユニバーサルトングといって握力が低下して握る力が弱い高齢者や、怪我をして片手で調理をする方等に配慮したトングがあります。
豆、卵など箸では扱いにくい料理がつかみやすく、煮崩れしやすい魚や芋、南瓜などを盛り付けのサポートにもなるそうです!
そんな新しいトングが生まれるなか、実はトングって自分でも作れるってご存知でしたか?(笑)
スプーンをフォークにしたり、自分のお好みのトングが作れそうですね^ ^
トングがない!という時にぜひお試しあれ〜♩
ところで、パン屋さんでトングを手に取ると意味もなくカチカチしたくなりますよね。
あれって何なんでしょう(笑)