今回はこういった疑問に答えます。
本記事の内容
・生産性がUPするポモドーロ・テクニックのやり方とは?
・ポモドーロ・テクニックを使って勉強効率をUPする方法!
・ポモドーロ・テクニックの効果を爆増する休憩時間の使い方
受験や資格の勉強をしていると、集中力が続かないと悩む人は多いです。
集中力が続かない人は、時間の使い方が悪い可能性があります。
ポモドーロテクニックを使えば、時間の使い方が上手くなり、勉強に集中するのが楽になります。
今回は、ポモドーロ・テクニックを使って自分の集中力を最大限にする方法をご紹介します。
生産性がUPするポモドーロ・テクニックのやり方とは?
ポモドーロ・テクニックとは25分の集中と5分の休憩を繰り返すというものです。
作家のフランチェスコ・シリロによって考案された時間術です。
名前の由来は、学生時代に愛用していたトマト型のキッチンタイマーにちなんで付けられたそうです。
※ポモドーロはイタリア語でトマトという意味です。
その方法はシンプルで、タスクを短い時間単位に分割して処理するだけです。
時間単位が短くなると、時間の管理がしやすくなります。
また、25分という締め切りがあることで、自分の集中力が最大限に発揮されます。
一夜漬けのテスト勉強ってめちゃくちゃ捗りますよね^^;
ちなみに、マイクロソフトの創業者であるビルゲイツさんも時間について以下のように述べています。
飛行機の出発時刻ギリギリに間に合うようにオフィスを出ろ。
せっぱ詰まった時こそ最高の能力が発揮できる。
ービルゲイツー
この時間ギリギリの状態を意図的に生み出すことが大切です。
そこで、ポモドーロ・テクニックが役立ちます。
具体的なやり方はこちら!
25分もキツイという人は、15分の集中+3分の休憩でも構いません。
最初は自分の集中力が続く範囲でOKです。
いずれにせよ、作業に飽きる前に、休憩することが大切です。
ここからは、このテクニックを使って勉強効率をよりUPさせるための方法をご紹介します。
ポモドーロ・テクニックを使って勉強効率をUPする方法!
ポモドーロ・テクニックを効果的に使えば、勉強の生産性がめちゃくちゃ上がります。
1〜2時間くらいの勉強で飽きてしまっていたのが、ポモドーロ・テクニックを続けて7〜8時間の集中が可能になった人もいます。
では、さっそく実践していきましょう!
優先度の高いタスクを書き出そう
まずは、タスクを優先順位の高いもの順に並べます。
試験には、時間が限られています。
試験の日までに、「どこを勉強すれば最も点数が伸びるのか?」を明確にしましょう。
具体的な例としては、
・英単語を2000語暗記する。
・長文問題を解く
・過去問をやり込む
など、試験までにやるべきことを書き出しましょう。
勉強の優先順位が分かったら、やることリストを作成しましょう。
やることリストを作成しよう
優先度の高いタスクを書き出したら、やることリストを作成します。
まずは、今日勉強にどれくらい時間を使えるのか計算します。
勉強に2時間使えるなら、ポモドーロを4回転できます。
25分の集中と5分の休憩×4回
そして、タスクを25分で完了するように細分化します。
◻︎ 英単語30個暗記する。
◻︎ 長文問題を2問解く。
◻︎ 過去問の大門3を解く。
◻︎過去問の答え合わせ&間違えたとこをノートにまとめる。
今日やるタスクが決まったら、25分のタイマーをスタート!
25分間は、その勉強だけにひたすら没頭します。
タイマーがなったら、完了したタスクにチェックをつけましょう。
英単語30個暗記する
◻︎ 長文問題を2問解く。
◻︎ 過去問の大門3を解く。
◻︎過去問の答え合わせ&間違えたとこをノートにまとめる。
しかし、最初のうちは、「ほとんど上手くいかない」ことも知っておきましょう。
最初は計画通りに進まない
私の実体験ですが、計画通りに進まないことがほとんどです。
というのも、最初はどのタスクにどのくらい時間がかかるか分からないからです。
・30単語暗記しようと思ってたけど、20個しか覚えられなかった
・過去問の答えあわせが、思ってたより早く終わってしまった
など、最初に計画していた通りにはいきません。
タスクの時間を見極めるには、経験が必要です。
と思えるまでは、少なからず時間がかかります。
しかし、続けていれば必ずコツを掴めます。
なので、心配することはありません。
集中力が切れることも想定しよう
また、最初のうちは集中力が切れてしまうことがあります。
集中力が切れる問題は、外的な要因と内的な要因の2つがあります。
外的な要因は、
- お母さんが部屋に入っくる
- インターホンが鳴って出なくてはならない
- 家の電話がなる
など、外部が原因で勉強が中断してしまうことです。
一方、内的な要因は、
- LINEをチェックしたくなる
- 急に用事を思い出す
- 机の汚れが気になってしまう
など、自分自身の問題で勉強が中断してしまうことです。
どちらにしても、ポモドーロの効果は無効になります。
しかし、ここで諦めてはいけません。
根気よく続けることが大切です。
内的な要因は、紙に書き出しておいて、後で片付けましょう。
外的な要因なら、できれば場所を変えて勉強しましょう。
最初はほぼ確実に、何かしらのアクシデントが起こります。
「計画通りにいったらラッキー!」くらいの気持ちで良いと思います。
ポモドーロ・テクニックはすぐ使えますが、続けることで本当の効果を発揮します。
ポモドーロ・テクニックを続けると、
- 移動時間・隙間時間も有効に使えるようになる
- 何にどれくらい集中できるかが分かる
- やる気がなくても、行動できる(作業興奮の原理)
- 集中力や注意力が強化される
など、素晴らしい能力が身につきます。
今諦めてしまうのは、非常にもったいないことです。
ぜひ、続けてみて下さい!
ちなみに、ポモドーロ・テクニックは休憩時間の使い方で、さらに効果がUPします。
ポモドーロ・テクニックの効果を爆増する休憩時間の使い方
休憩時間に、LINEのチェックやプリントの整理をする方もいますが、あまりオススメしません。
休憩時間は、脳を休ませることが必要です。
なので、他のタスクをするとあまり意味がありません。
では休憩時間をどう使えば、より効果が発揮されるのでしょうか?
5分間の休憩では、
・軽い運動やストレッチ
・散歩
・瞑想
などがオススメです。
これらは、気分転換になり、次の勉強の集中力UPにも繋がります。
また、15〜30分の長めの休憩はパワーナップ(仮眠)がオススメです。
パワーナップを取ることで、集中力が回復します。
休憩時間に上手く脳を休ませることで、長時間の集中が可能になります。
特に、同じ参考書を何回かに分けて勉強をするときは、休憩時間中に無意識の力が働きます。
自分は違うことを考えていても、脳はさっきやってたことを無意識で考えています。
なので、勉強を再開した時に、分からなかった問いの答えがパッと出てくることがあります。
とはいっても、休憩時間中の勉強は絶対NGです。
あくまで無意識の力に任せることが大切です!
最後に
私はポモドーロ・テクニックを、メンタリストDaiGoさんの『自分を操る超集中力』という本で知りました。
それから実践するようになり、今では2つのキッチンタイマーで25分用と5分用に分けて愛用しています(笑)
自分を操る超集中力には、ポモドーロの他にも食事や睡眠、運動など様々な観点から集中力について書かれています。
集中力の続かない人、勉強のやる気が出ない人には非常に効果的な内容です。
文字も大きくてスッと頭に入ってくる内容です。
本が苦手な私でもすぐに読み終えました。
勉強をする前に一度読んでおけば、これからの勉強効率が変わってくると思います。
時間と集中力の使い方が上手くなって、ライバルと差をつけましょう!