こういった疑問に答えます。
本記事の内容
・勉強しても頭に入らない5つの原因とは?
・記憶をガッツリ定着させる方法【暗記のコツ】
勉強や読書をしていると、内容が全く頭に入らない時があります。
せっかく勉強しているのに、頭に入らなかったらもったいないですよね。
ということで、勉強しても頭に入らない原因と記憶を定着させる方法をご紹介します!
3分くらいでサクッと読めます。
勉強しても頭に入らない5つの原因とは?
勉強しても頭に入らない原因は、大きく分けると5つあります。
- ①目的のない勉強をひたすら続けている
- ②勉強の環境が圧倒的に悪い
- ③自分のレベルに合っていない問題を解いている
- ④睡眠不足・疲労感が溜まっている
- ⑤ 『焦り』や『思い込み』がストレスになっている
それでは、1つずつ見ていきましょう!
①目的のない勉強をひたすら続けている
問題をひたすら解き続けて、勉強が作業になっている人が多いです。
また、問題集を“見るだけ”、“読むだけ”だと頭に入りません。
目的のない勉強をしてい人の特徴は、” 机に向かっている時間=勉強時間 “と思っている人が多いです。
具体例としては、
×:今日は2時間勉強した!
○:今日は2時間机に向かった!
というように、勉強したつもりになっているだけです。
これだと、勉強時間は多いのに、勉強が頭に入っていないのです。
問題集を解くなら、「1時間勉強する」ではなく、「10問解く」の方がいいです。
もっと言えば、「10問を1時間以内に解く」のがベスト。
つまり、いつまでにどれくらい進めるかを決めることです。
勉強の目的を明確にすれば、しっかりとした勉強計画を立てることができます。
自分の立ち位置と目的地を明確にして、勉強をしましょう!
明確な目的があると、勉強が捗り記憶に残りやすくなります。
②勉強の環境が圧倒的に悪い
勉強の環境が悪いと、他のことが頭に入って、勉強の内容が頭に残りません。
「テレビの音」や「生活音」が気になる場所では、集中するのが難しいです。
少しくらいの騒音なら、むしろ集中力UPにつながりますが、” 周りがうるさすぎる “のは問題です。
また、近くにスマホやゲーム、漫画がある状態も危険です。
すぐに、スマホでLINEの返信をする人は、勉強が非効率になります。
マルチタスクは絶対にNGです。
勉強の集中力も低下します。
音楽を聴きながらの勉強も要注意です。
BGMに流すのはいいですが、歌詞がある歌は気が散ります。
集中できないと思ったら、すぐに図書館やカフェに行きましょう。
集中できる環境に行くと、勉強の進み具合が変わりますよ!
③自分のレベルに合っていない問題を解いている
難しすぎる問題に挑戦する人は、内容が頭に入りません。
小学生がセンター試験を解いても分かりませんよね。
極端すぎる例ですが、自分のレベルに合っていない問題を解くのはコスパが悪いです。
つまり、” 基礎を飛ばしてしまう人 “です。
中学英語の文法も分からない人が、いきなりセンター試験を解くのは無謀です。
分からないことがあれば、一度基礎に戻ってみましょう。
遠回りに思えますが、基礎からやり直すことで勉強がスムーズに進みます。
高校レベルが分からないなら、中学レベルに。
中学レベルが分からないなら、小学生レベルに。
全く勉強が進まないときは、苦手を見つけてやり直すことが大切です。
④睡眠不足・疲労感が溜まっている
「眠たいとき」や「疲れているとき」の勉強は頭に入りません。
気合いを入れて勉強するのは素晴らしいですが、一度休んだ方が頭が働きます。
無茶な勉強は、継続するのが難しいです。
休みの日に10時間の勉強をするよりも、毎日1時間の勉強をコツコツ1年続けた方が大きな成果を出せます。
波があると、精神的にもキツイですからね^^;
無理せず、継続することが大切です。
人はすぐに忘れる生き物です。
忘れるということすら、すぐに忘れてしまいます。
長期記憶に定着するのには、ある程度は時間がかかることを知りましょう。
すぐに成果を出さうと思わず、根気よく勉強を続けるのが大切。
ちなみに、眠たくても、寝る前の勉強は効果的です。
覚えたい英単語10個くらい頭に入れて、布団に潜りましょう。
布団に入ったら、覚えた英単語を頭の中でぐるぐる思い出しながら寝ます。
すると、翌朝にかなり定着していますよ。
⑤ 『焦り』や『思い込み』がストレスになっている
『焦り』や『思い込み』のストレスがあると、勉強に手がつかなくなります。
・「センター試験まで時間がない」という焦り
・「自分は勉強ができない」という思い込み
焦りがあると、不安な思いが頭をよぎります。
「このまま受験に間に合わなかったらどうしよう」
「周りの期待に応えれなかったらどうしよう」
焦るのも大切ですが、ストレスになっては逆効果です。
不安なことは一度、紙に書き出しましょう。
紙に書き出して、客観的に見ることで不安が和らぎます。
また、「自分は勉強ができない」という思い込みは捨てましょう。
勉強の成長速度に多少の差はありますが、日本語を話せるなら誰でも勉強できます。
世界でも難易度が難しいと言われてる、日本語を習得してるのです。
勉強ができないはずがありません。
日本語を覚えるときも、かけ算を覚えるときも、結局は何度も繰り返しただけです。
繰り返し勉強すれば、誰でも勉強は身につけれます。
覚えれないなら、繰り返しあるのみです!
さて、ここからは記憶をガッツリ定着させる方法をご紹介していきます。
思うように記憶を定着させて、あなたの勉強を効率的にしましょう!
記憶をガッツリ定着させる方法【暗記のコツ】
記憶をしっかり定着できれば、学んだ知識を色々な分野で活かすことができます。
しっかり記憶を定着できない人は、学んだことを応用できません。
テストが終わったら、勉強した内容をきれいさっぱり忘れてしまう人なんかはそうです。
では、記憶をガッツリ定着させる方法を身につけて、活かせる知識を身につけていきましょう!
記憶をガッツリ定着させる方法は主に2つです。
- ①アウトプット前提の勉強
- ② 正しい休憩を取り入れる
それでは、1つずつ説明していきます。
①アウトプット前提の勉強
アウトプット前提の勉強とは、人に教えることを前提にした勉強方法です。
受験勉強もアウトプット前提なのですが、人に教えれる人は深い知識を身につけることができます。
人に教える人は、誰よりもその分野に詳しくないといけません。
常に、「どうして?」を理解する必要があるのです。
ただ公式を暗記してる人よりも、理解度が深いのです。
「どうして?」が分かっていると、他のところでも応用ができます。
さらに、人に教えることで説明する力も上がります。
説明が上手くなれば、周りに「教えて欲しい!」という人が集まります。
そして、周りに教えることで、あなたはどんどん頭が良くなり、人気者になります。
頭が良くなり、人気者になれる最強のループです。
まずは、空想でもいいので、友達に教えると思って勉強しましょう。
知識がガッツリ定着しますよ。
② 正しい休憩を取り入れる
勉強を頑張るために、勉強時間を増やす人が多いです。
しかし、実は上手に休憩を取り入れた方が記憶の定着率がUPします。
また、正しい休憩は記憶力UPだけでなく、集中力もUPします。
では、具体的な休憩の取り入れ方をご紹介します。
・ポモドーロ・テクニック
・インターリービングスリープ
主にこの2つを組み合わせれば最強です!
ポモドーロ・テクニックは25分の集中と5分の休憩を繰り返すというものです。
「もう少しやりたかった」というとこで辞めるので、集中力が続きます。
また、” 勉強だけ “に集中するので、マルチタスクを防げます。
目の前の作業に集中すると、人は本来持っている力を最大限に発揮できます。
つまり、ポモドーロ・テクニックを使えば勉強の質が最大限になります。
長めの休憩のときは、パワーナップ(15〜30分の睡眠)を取るとより効果的。
》関連:【集中力が激増】ポモドーロ・テクニックを勉強に活用する方法!
さらに、インターリービングスリープで記憶力の定着が激増します。
インターリービングスリープは学習の間に睡眠を挟むことです。
というのも、人は寝ている間に記憶が定着します。
夜に覚えたいところを暗記して、朝に昨夜の復習をします。
すると、驚くほどに記憶が定着します。
先ほどもお話しましたが、寝る前に英単語10個覚えて布団に入るのがおすすめ。
布団の中で、覚えた英単語をぐるぐる思い出しましょう。
すると、翌朝にしっかり定着しています。
実際に、私が受験生の時にやった方法です。
これで2000語の英単語を覚えました。
ぜひ、自分の勉強や読書に活用してみてください!