本記事の内容
・車の乗り方〜出発の準備までの手順!
・正しい車の降り方【降車の手順】
車の運転試験では、正しい乗り方・降り方をしないと減点の対象になります。
試験前にもう一度、正しい乗車・降車の手順を確認しておきましょう。
3分で読めます。サクッとどうぞ。
車の乗り方〜出発の準備までの手順!
車の乗り方〜出発の準備までの手順は以下の8つです。
- ①車の周囲の安全を確認
- ②車のドアをロックする
- ③シート(座席)の位置を正しく合わせる
- ④ルームミラーを合わせる
- ⑤シートベルトを閉める
- ⑥エンジンをかける
- ⑦ドアミラー(サイドミラー)を合わせる
- ⑧安全確認をして発進!
それでは、1つずつ見ていきましょう!
①車の周囲の安全を確認
車に乗車する前に、車の前後に人がいないかを確認しましょう。
車の前に行き、「障害物や人がいないか」をしゃがみながら車体の下まで確認します。
次に車の後ろに回って、同じように車体の下をしっかり確認しましょう。
そして、後ろから他の車が来ていないか確認して、運転席のドア横に行きます。
ドアを開ける前に、もう一度後ろを確認して素早く車に乗りこみます。
②車のドアをロックする
車に乗り込んだら、車のカギをロックしましょう。
私が試験を受けた時は、ロックをしなくても減点にはなりませんでした^^;
とは言っても、万が一のことを考えて、普段から車のカギはロックしておいた方が良いです。
③シート(座席)の位置を正しく合わせる
シート(座席)をしっかり合わせましょう。
シート(座席)の調整は、「高さ、前後、背もたれ」の順番で合わせます。
まずは、高さの調整です。
高さの調整は、座席の右横の下の方にあることが多いです。
レバーを下げると、座席も下がります。
レバーを上げれば、座席も上がります。
高さを合わせる基準は、天井と頭にこぶし1個分くらいの間をあけましょう。
次に、前後の調整です。
前後の調整は、座席の下にレバーがあることが多いです。
レバーを引きながら、前後に動かします。
前後を合わせる基準としては、真ん中のブレーキペダルをしっかり奥まで踏んだ時、膝が軽く曲がるくらいです。
この時、座席に浅く座っていのはNGです。
しっかりと、奥まで腰掛けて座席を合わせましょう。
最後に、背もたれの調整です。
背もたれの調整は、高さを調整するレバーの上にあることが多いです。
レバーを引きながら背中を倒すと、座席が後ろに倒れます。
レバーを引くだけだと、座席が前にきます。
背もたれを合わせる基準は、ハンドルを持った時に肘が軽く曲がるようにします。
④ルームミラーを合わせる
座席の位置を合わせたら、ルームミラーを調整します。
ルームミラーを合わせる時は、左手でミラーの左側を持って調整しましょう。
ミラーの真ん中や右側を持つのはNGです。
ミラー全体が見えませんので^^;
また、正しい運転姿勢の状態でミラーを合わせために、必ず座席に座ったまま、左手でミラーを合わせましょう。
⑤シートベルトを閉める
ミラーの調整が終わったら、シートベルトをします。
「ねじれ」「よじれ」「たるみ」がないようにしっかり締めましょう。
⑥エンジンをかける
いよいよエンジンの始動です。
この時の注意点としては、必ず真ん中のブレーキペダルを踏んでからエンジンをかけましょう。
ブレーキペダルを奥まで踏んだ状態で、カギを奥に回してエンジンをかけます。
エンジンを始動しても、ブレーキペダルは踏んだままです。
この時、MT車の場合はギアを「N」(ニュートラル)にしましょう。
ブレーキとクラッチを踏んだ状態でエンジンをかけます。
⑦ドアミラー(サイドミラー)を合わせる
エンジンをかけたら、ドアミラーを合わせます。
手動の場合と電動(ボタンで調整)の場合があります。
ドアミラーは、位置が合っていたら指差し確認でOKです。
最近の車だと、電動(ボタンで調整)で合わせ車がほとんどです。
また、場所はハンドルの右下あたりの位置にあることが多いです。
「R」や「L」の文字があります。
合わせる基準としては、ミラーの左(右)の4分の1に車体が映るようにします。
上下の合わせ方としては、ミラーの半分から下に地面が映るようにします。
⑧安全確認をして発進!
全ての動作が終わったら、発進までの手順です。
AT車の場合は、ギアを「D」(ドライブ)に入れる→ハンドブレーキを下ろす→右合図を出す。
MT車の場合は、ギアを1速に入れる→ハンドブレーキを下ろす→右合図を出す。
これで、いつでも発進できる状態です。
しかし、いきなり発進すると減点になってしまいます。
また、いきなり発進するのは危ないです^^;
なので、しっかりと安全確認をしてから発進しましょう。
安全確認のポイントは5つです。
この順番で、安全を確認します。
そして、ブレーキペダルを離して発進です!
正しい車の降り方【降車の手順】
降車の手順は以下の6ステップです。
- ①ハンドブレーキを引く
- ②ギアを「P」(パーキング)にする
- ③エンジンを切る
- ④シートベルトを外して、座席を後ろまで下げる
- ⑤ドアロックを解除して、右後方の安全を確認する
- ⑥ドアを少し開けてもう一度後方確認→降りる
それでは、見ていきましょう。
①ハンドブレーキを引く
車を停止したら、ハンド(サイド)ブレーキを引きます。
しっかり、上まで引きましょう。
②ギアを「P」(パーキング)にする
ハンドブレーキを引いたら、ギアを「P」(パーキング)にしましょう。
MT車の場合は、ギアを「N」(ニュートラル)にします。
ワイパーをつけているなら、このタイミングで消しましょう。
③エンジンを切る
ギアを「P」(パーキング)にしたら、エンジンを切ります。
MT車の場合は、エンジンを切ったら「B」(バックギア)に入れます。
④シートベルトを外して、座席を後ろまで下げる
エンジンを切ったら、シートベルトを外して、座席を一番後ろまで下げます。
座席下のレバーを使って、座席を後ろまで動かします。
⑤ドアロックを解除して、右後方の安全を確認する
ドアロックの解除をして、右後方の安全を確認します。
ミラー&目視でしっかり確認しましょう。
⑥ドアを少し開けてもう一度後方確認→降りる
右後方の安全が確認できたら、ドアを10cmほど開けます。
隙間からもう一度後方の安全を確認し、車から降ります。
車から降りたら、ドアをしっかり閉めましょう。
そして、速やかに後ろ側から歩道の方へ向かいます。
最後に
少し細かいと思ったかもしれませんが、大切なことです。
試験だけでなく、習慣にすることでより安全に運転することができます。
それでは、試験頑張って下さい!