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「基本が大事」を表すことわざ・四字熟語13選+6

「基本が大事」を表すことわざ・四字熟語をご紹介します!
基本には、先人たちの知恵や経験が詰まっています。

今回は、そんな「基本の大切さを伝えてくれる」ことわざ・四字熟語をご紹介します。

偉人の名言もご紹介しますので、最後まで見ていって下さい〜m(__)m

ことわざ10選!

それでは、ことわざを10選ご紹介します。

初心忘れるべからず

世阿弥が生み出した「初心忘るべからず」。

これは、有名な言葉ですよね。

この言葉は、はじめの志を忘れてはならないという意味で使われます。

 

初心とは、基礎のことです。

人は、物事に慣れると慢心してしまいがちですからね^^;

初心(基礎)を忘れない為に、心に刻んでおくべき言葉です。

木は本から

木は本から」とは、何事も基礎が大切であることのたとえです。

つまり、土台が大切だということです。

砂上の楼閣

砂上(さじょう)の楼閣(ろうかく)」とは、基礎がしっかりしていない為、崩れやすいものごとの例えです。

楼閣とは、高く立派な建物のことを言います。

つまり、高く立派な建物に見えても、砂の上(土台がしっかりしていない)にあれば長く維持できません。

見かけだけはりっぱで、実現不可能なことです。

 

砂上が基礎の部分です。

どんなに表面が素晴らしくても、基礎の部分ができていないとすぐに崩れてしまうんですね^^;

木の長きを求むる者は必ず根本を固くす

木の長きを求むる者は必ず根本を固くす」とは、気を長く育てるなら、まずは根本(基礎)が大切ということです。

やはり、基礎がしっかりしていないと、何事も上手く続かないんですね^^;

 

三日坊主になってしまう人も、基礎をおろそかにしてるからかも…。

仏作って魂入れず

仏作って魂入れず」とは、いちばん肝心なもの(基礎)が抜け落ちていることのたとえです。

ものを作っても魂が入っていなければ、その作品には価値がなくなります。

 

つまり、魂(心)が基礎になりますね。

確かに、素晴らしい芸術は魂がある!

糞土の牆は塗るべからず

糞土(ふんど)の牆(しょう)は塗るべからず」とは、怠け者は教えても無駄だというたとえです。

ぼろぼろの土塀は、上塗りしても平らにすることができない意味があります。

 

確かに、どれだけ情熱を持って教えても、相手のやる気がなければ意味がありませんね。

やる気こそが基礎ということです。

千里の道も一歩から

千里の道も一歩から」は、どんな大きなことでも、目の前のことから着実に努力を続ければ成功するという教えです。

かなり、有名な言葉ですね。

ちなみに、千里とは4,000kmです。

はるか遠く先へ行くのにも、一歩一歩確実に進んでいくことが大切なんですね。

塵も積もれば山となる

塵(ちり)も積もれば山となる」とは、一つ一つは取るに足らない僅かなものでも、積もれば大きな山のようにそびえ立つものという意味です。

千里の道も一歩からに似ていますね。

コツコツと基礎を積み重ねれば、いずれ大きな成功になっています。

塵を侮ってはいけません。

原点にして頂点

原点にして頂点」とは、始まりこそが最高の状態ということです。

元ネタはモンスターハンターシリーズの『起源にして、頂点』という言葉をモジったことから流行ったのだとか。

「初心が大事」という意味に近いのかもしれませんね。

枝本より大なれば必ず披く

枝本より大なれば必ず披く」とは、木の枝が幹より太い場合には、その木は折れなければ必ず避けるという意味があります。

つまり、根幹の部分がしっかりしないまま、枝葉が多くなると危険ということです。

これに関しては、基礎が大事というよりも、枝葉を多くしすぎてはいけないという意味があるかもしれません^^;

どちらにしても、根幹(基礎)はしっかりしてないとですね。

四字熟語3選!

四字熟語を3選ご紹介します!

深根固柢

深根固柢(しんこんこてい)」とは、基礎を固めて安定させるという意味があります。

「根」と「柢」はどちらも木の根のことで、物事の基礎のたとえです。

また、根を深く強固なものにするという意味があります。

 

やはり、土台である基礎はしっかりしていないといけないようですね。

飲水資源

飲水資源(いんすいしげん)」とは、物事の基本を忘れないという戒めの語として使われます。

中国の故事成句の一つです。

「水を飲むときに、水源のことを思う」という意味があります。

井戸の水を飲む際には、井戸を掘った人の苦労を思え」と広く解釈されています。

現代風に言うなら、「街がきれいなのは、掃除をしてくれる人がいるからだ」なんて言えそうですね。

凡時徹底

凡時徹底(ぼんじてってい)」とは、なんでもないような当たり前のことを徹底的に行うことです。

誰でもできることを、誰にもできないくらいやった人が成功しています。

基本とは誰でもできることですよね。

その基本を徹底的にやる必要があります。

基礎を大事にする偉人の言葉・名言5選!

基礎を大事にする偉人の言葉・名言5選をご紹介します。

パブロ・ピカソの名言

基本を制する者が世界を制する。
パブロ・ピカソ

どの世界でも、基本を極めた者が世界レベルまで到達します。

スポーツや芸術、どんな仕事でも同じことが言えます。

スラムダンクの「リバウンドを制する者が世界を制する」も有名ですね。

武者小路実篤の名言

何にも特色がなくとも正直に働く人は、それは新しい世界の基礎になる。
武者小路実篤
社会の中で正直に働いている大勢の人が、社会の土台になっています。
そういったコツコツ働いてくれてる人が、社会を支えてくれてるのですね。

ル・コルビュジエ(フランスの建築家)の名言

平面は基礎である。平面なしには、意図や表現の偉大さもなく、律動も立体も脈絡もない。
ル・コルビュジエ
たし算ができなければ、かけ算ができないのと同じです。
基礎がしっかりしてないと、応用なんてできません。

マイケル・ジョーダンの名言

一瞬でも基本を忘れたら、根本から崩れさってしまう。スポーツにおける正しい技術、会社における倫理、心構えといった基本を忘れたら、試合に勝てないし、会社や学校で成績をあげることもできない。
マイケル・ジョーダン
バスケットボールの神様、マイケルジョーダンの言葉です。
やはり基本を極めた者こそが、業界のトップになるんですね。
基礎はつまらないものが多いですが、決しておろそかにしてはいけません。

ピーター・ドラッカー

基本と原則に反するものは、例外なく破綻する。
ピーター・ドラッカー
ほとんどの人が、基本から外れていきます。
しかし、基礎を積み重ねた人にしか辿り着けない場所もあります。
楽な道へ反れてしまったら、破綻してしまいます。

西川きよしさんの名言

小さなことからコツコツと
西川きよし

シンプルだけど、大切な言葉です。

「千里の道も一歩から」や「塵も積もれば山となる」に近いです。

まずは、目の前の小さなことからコツコツとこなしていくのが、先決です。

最後に

ことわざ・四字熟語・名言を紹介しましたが、全てのものに共通するものがありますね。

やはり、偉業を成し遂げた人は基礎を徹底しています。

 

どんな分野も基礎の積み重ねで、確実に目標に近づいていくことが大切です。

私も、先人の言葉を心に刻んで、日々積み重ねです。

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