本記事の内容
・一本橋が渡れない原因は主に2つです
・一本橋を渡りきる3つのコツ
・失敗してもかすり傷です
「一本橋から落ちてしまう」
「一本橋のタイムをクリアできない」
「そもそも平均台に乗ることができない」
二輪試験の最難関といえば、やはり一本橋です。
多くの人が一本橋で苦戦すると思います。
しかし、一本橋はコツを掴んでしまえば、意外とすんなりクリアできたりします。
今回は、一本橋が苦手だと思っている方に、一本橋を安定して渡りきるコツをご紹介します。
まずは、一本橋が渡れない原因を見ていきましょう。
一本橋が渡れない原因は主に2つです
一本橋が苦手な人の原因は、主に2つだけです。
- ①メンタル的な問題(苦手意識を持っている)
- ②バイクに乗る姿勢ができていない
それでは、1つずつ見ていきましょう。
①メンタル的な問題(苦手意識を持っている)
一本橋が苦手な人のほとんどは、メンタル的な問題が多いと思います。
というのも、過剰に一本橋を恐れているのです。
一本橋は、思っているより大した課題ではありません。
こんなこと言うと怒られるかもしれませんが、本当に大したことないのです。
では改めて、一本橋とはどういったものか見てみましょう。
一本橋は、長さ15メートル、幅30cm、高さ5cmの平均台です。
その平均台を、
・小型二輪 5秒以上
・普通二輪 7秒以上
・大型二輪 10秒以上
で渡るという課題です。
よく考えると、幅30cmって結構あります。
30cmモノサシと同じ大きさです。割と長いですよね^^;
しかし、これが試験になると、まるで綱渡りでもするかのように難易度が高く感じます。
では、なぜ試験本番では難易度が高く感じるのでしょうか?
それは、失敗してはいけないという気持ちがあるからです。
「脱輪するのが怖いな」
「落ちたら不合格になってしまう」
「落ちたら恥ずかしいな」
という気持ちで、肩に力が入りすぎてしまうのです。
つまり、メンタルが安定すれば試験で安定した運転をできます。
後ほど、失敗が怖い気持ちを克服する考えをご紹介します。
②バイクに乗る姿勢ができていない
バイクに乗っている人でも、姿勢が悪いと一本橋をクリアするのは難しいです。
・膝でタンクを挟むニーグリップができていない
・体全体でバランスをとろうとして、上半身が揺れている
など、姿勢が悪いと脱輪する確率が高くなります。
また、崩れた姿勢で一本橋に挑むと、平均台にすら乗れないこともあります。
実は、私も重心が左にズレたまま一本橋に向い、すぐに落下しました^^;
一本橋にとって、姿勢は命といっても言いでしょう。
姿勢を改善する方法は、目線の要素が大きいです。
目線については、一本橋の3つのコツでご紹介します。
それでは、見ていきましょう!
一本橋を渡りきる3つのコツ
一本橋を攻略するコツは以下の3つです。
- ①一本橋の前で真っ直ぐ停止
- ②乗り上げる時は加速する
- ③視線は真っ直ぐ前を向く
一本橋には色々なコツがあります。
しかし、たくさんのコツを頭に入れながら、バイクに乗るのは難しいです。
なので、今回は3つに絞ってご紹介いたします。
①一本橋の前で真っ直ぐ停止
一本橋に入る前は、真っ直ぐ停止しましょう。
バイクが曲がっまま台に乗ると、脱輪する確率が高くなります。
一本橋は、真っ直ぐ入ることができれば、(タイムを気にしなければ)落ちることはありません。
スピードを出し通過すれば、減点で済みます。
一本橋が最も難しいのは、「平均台に乗り上げる時」と「低速で時間を稼ぐ時」です。
つまり、平均台に真っ直ぐ乗り上げれば、半分クリアしたようなものです。
そのためにも、一本橋の停止の時点で、車体を真っ直ぐにしておきましょう。
仮にズレてしまったとしても、発進の時にできるだけ前輪を真っ直ぐにして入ります。
そして、平均台に乗り上げる時は加速です。
②乗り上げる時は加速する
平均台に乗り上げる時は、しっかり加速しましょう。
一本橋は時間を稼ぐ必要がありますが、乗り上げの時は加速してOKです。
というのも、入り口でゆっくり進入してしまうと、乗り上げの段差でバランスを崩してしまいます。
台に乗り上げる時は加速して、時間稼ぎは後半戦です。
一本橋の半分は加速くらいの気持ちでOKです。
残りの半分でリアブレーキを踏みつつ、時間を稼ぎます。
脱輪しそうになったら、そのまま加速してしまえば減点で済みます。
「落ちるなら加速だ!」くらいの気持ちで良いと思います。
③ 視線は真っ直ぐ前を向く
一本橋は台に乗り上げる時は、下の台を見ながら走っても良いです。
が、平均台に乗ったら真っ直ぐ前を向きましょう。
下を向いたまま運転をすると、バランスを崩します。
「タイヤが落ちていないか」と心配になりますが、下を見た方が脱輪してしまいます。
なので、絶対に視線は真っ直ぐ前を見ましょう。
イメージとしては、遠く先のものを見つめるイメージです。
手前はボンヤリ見るくらいの気持ちで、一本橋を通過しましょう。
以上、3つのコツを意識すれば、安定して一本橋を通過できる可能性が高くなります。
ぜひ、意識してみて下さい。
最後に、一本橋の「緊張」や「失敗の恐怖」を克服する考えをお伝えします。
失敗してもかすり傷です
一本橋は免許を取得するのに不可欠な要素です。
一本橋で失敗すれば、即試験が終了になることもあります。
時間やお金もかかりますし、できれば避けたいですよね。
しかし、少し視点を変えて見ましょう。
一本橋に失敗したところで、実は大したことありません。
脱輪しても崖から落ちるわけでもないですし、試験は何度でも受けることは可能です。
それに、どんなに失敗しても100回も失敗するわけではありません。
むしろ、100回失敗したら話のネタになります(笑)
つまり、一本橋で脱輪するのは、実は大したことないのです。
落ちた時は恥ずかしいと思うかもしれません。
ショックを受けるかもしれません。
しかし、一本橋の失敗なんてかすり傷です。
失敗した回数が多ければ、話のネタにもなります。
「落ちても死にはせん!」くらいの気持ちで挑みましょう。
それでは、一本橋の試験頑張ってください!