こういった疑問に答えます。
本記事の内容
・ヘルメットシールドが曇る理由
・ ヘルメットシールドが曇らないようにする方法【6選】
この記事を書いている私は、冬の寒い日は必ずフルフェイスのヘルメットを着用します。
しかし、バイクの運転中にヘルメットシールドが曇り、危ない経験を何度もしてきました。
フルフェイス以外のヘルメットなら曇ってもすぐに戻ります。
が、寒い冬にはフルフェイスのヘルメットは手放せません。
そこで今回は、フルフェイスのヘルメットシールドを曇らないようにする方法を取り上げますので、一緒に解決していきましょう!
また、メガネをつけてバイクを乗る方にも効果的な方法があります。
それでは、一緒に見ていきましょう!
まずは、解決策を考える為にも、シールドが曇る理由をお伝えしていきますね^^
ヘルメットシールドが曇る理由
窓に息を吐きかけたり、お風呂場の鏡が曇るのを思い浮かべてみてください。
あの曇りは吐きかけた息やお風呂場の湯気とガラスの温度差によって結露(水蒸気の凝縮)が起こる事で発生します。
ヘルメットシールドが曇ってしまうのもこれと同じ理由です。
フルフェイスで息を吐くと、すぐ近くにあるシールドにかかってしまいます。
その結果、シールドより暖かい息が水蒸気を凝縮させて曇ってしまうのです。
また、フルフェイスだと曇ったままになるのは、シールド内の温度が変わらないからです。
すなわち、ヘルメットを開けて隙間を作れば曇りが消えます。
なので、一番分かりやすい対策は、ヘルメットに少し隙間を開けることでしょう。
とは言っても、真冬のバイクは寒いので少しの隙間を開けるのも辛いものです。
他にも、色々と方法があるのでご紹介します!
ヘルメットシールドが曇らないようにする方法【6選】
ヘルメットが曇る理由が分かれば、対処法も分かります。
アイテムを使って曇りを止める方法から、ほとんどお金をかけずできる方法までご紹介します。
エアーマスクを装着する
ヘルメットを被った際に、自分の息がシールドに吐きかからないようにするエアーマスクという商品があります。
エアーマスクは、ヘルメットの中に付けるマスクです。
マスクを付けることで、自分の吐息がシールドに当たることを防いでくれます。
また、眼鏡を装着してバイクに乗る場合にも効果的です。
自分の吐息が眼鏡にもかからないので、シールドと眼鏡の両方を曇るのを防いでくれます。
一度買ってしまえば、何度でも使えるのでおすすめです!
取り外しも自由ですし^^
ちなみに、直接自分の肌に付けれるマスクもあります。
ネックオーマーに近い感じです。
防寒や花粉対策にも良いので、ぜひ一度確認して見て下さい。
鼻の横に隙間が出来ないマスクをつける
先ほどと同じく、自分の吐息がシールドに当たることを防ぐためのマスクです。
風邪や花粉症対策などに使われるあのマスクです。
気をつけなくてはいけないのが、鼻の横に隙間が出来ないようにすることです。
隙間があいていても、多少は曇るのを止めることができます。
ですが、完璧には防げないので、できるだけ隙間のないマスクを使いしょう。
実際に、隙間を防いだマスクを使ったら、曇りはかなり軽減できましたよ。
また、眼鏡を装着しながらバイクに乗っても、同じように曇らなりました。
上記のマスクは水洗いもできるマスクなので、何度か繰り返し使うことができます。
曇り止めスプレーを使う
曇り止めスプレーを使って、ヘルメットシールドを曇らないようにする方法もあります。
今までは息をシールドにかけないように対策をしてきました。
が、曇り止めスプレーは息をかけても大丈夫です。
実際に、使い方や効果を試している動画がありました。
スプレーを使った時と、使ってない時の差は一目瞭然。
注意点としては、スプレーを塗ったところに触れてしまうと、効果がなくなってしまいます。
しかし、正しい使えい方をすれば効果は絶大です。
スプレーの持続力は(個人差がありますが)、1ヶ月経っても効果がなくなら無いようです。
ピンロックシートを貼り付ける
ピンロックシートというのは、ヘルメットシールドの内側に貼るシートです。
ピンロックシートを貼ることで、曇りを緩和できます。
シートを貼ることで、息を吐きかけてもシールドがを曇らなくなります。
また、ピンクロックシートは曇り止めだけではなく、UVカットのものやミラーシールドになっているものもあります。
自分のお好みのシールドにカスタマイズしてみましょう。
これらの方法はどれも効果的です。
しかし、少なからずお金がかかります。
できればお金をかけずにシールドの曇りを止めたい人のために、お金をかけずに曇らせない方法を探してみました。
曇り止めにお金なんてかけてられない!
まずご紹介するのが、中性洗剤を使う方法です。
中性洗剤は台所などに置いてある、食器用洗剤でOKです。
やり方はとても簡単です。
・洗剤を一滴シールドの内側に垂らします
・あとはティッシュなどで全体的に広げるだけ
曇り止めスプレーに近いイメージです。
もちろん、曇り止めスプレーほどの効果はありませんが…^^;
実際にやってみたところ、視界が歪んだりして、効果は長続きしませんでした。
視界が曇って見えなくなるよりは良いかな〜という感じです。
最後に、手元に何もないときの最終手段をご紹介します。
曇り止めの最終手段!
曇りを防ぐ為の最終手段は、ヘルメットのシールドを少し開けることです。
最初にも紹介しましたが、ヘルメットを開けて外の空気を取り込めば、すぐに曇りが改善されます。
しかし、問題としては外から寒い空気が入ってくるということ。
隙間風が入ってきたら、寒い夜は顔が凍えそうになります^^;
どの方法も、それぞれメリット・デメリットがありますね。
私的には、手頃で簡単にできるのはマスクを着けることだと思います。
また、バイクに長時間乗る方なら、エアーマスクやピンロックシートを買っても良いと思います。
寒い冬はできるだけ、ヘルメットを開けたくないので(笑)