こういった疑問に答えます。
本記事の内容
・「快晴」「晴天」「晴れ」は2種類に分類できる!
・晴れと快晴はどう使い分けているの?
・晴天はどういう時に使うの?
普段、何となく使い分けている晴天と快晴と晴れ。
この1週間は快晴が続いています。
明日は晴れでしょう。
本日は晴天に恵まれ…
など、ニュースや結婚式、挨拶など様々な場所で適用されます。
どれも、天気が良いことを表しているのは分かりますよね。
では、正しい使い分けの基準は何なのでしょうか?
ちょっとした豆知識にもなるので、ぜひ一緒にみていきましょう!
3分で読めますので、サクッとどうぞ。
「快晴」「晴天」「晴れ」は2種類に分類できる!
まず、「快晴」「晴天」「晴れ」は2種類に分類することができます。
それは、気象庁で使う言葉 or 使っていない言葉です。
この中に1つだけ、気象庁で使っていない言葉があります。
ここで一度予想してみてください!
「晴れ」は絶対に使っていますよね。
逆に使っていなかったら驚きます(笑)
やはり問題は。「快晴」か「晴天」の2つです。
予想はできましたか?
それでは、見てみましょう!
実は、「晴天」という言葉は、気象庁で公式に使われません。
つまり、気象庁では晴天ではなく、「晴れ」と「快晴」の2つの言葉を使い分けています。
ではこの2つの言葉は、気象庁でどのように使い分けているのでしょうか?
晴れと快晴はどう使い分けているの?
「晴れ」と「快晴」の使い分けは、雲の割合の違いで使い分けます。
「晴れ」は気象観測では、雲の割合が2〜8割で、降水がないときのことをいいます。
※観測用の天気予報では、薄曇りの時も晴れとするようです。
「快晴」は、空全体に占める雲の割合が1割以下で降水がないときに快晴とみなします。
ちなみに、天気予報では、観測上とは違い、快晴の場合も「晴れ」として扱われるそうです。
気象庁は快晴と晴れの明確に区別しますが、天気予報ではあまり区別しないようです。
以上が、「快晴」と「晴れ」の違いです。
では、「晴天」は、どんなときに使われるのでしょうか?
晴天はどういう時に使うの?
気象庁では公式に使われていない言葉ですが、よく「晴天に恵まれる」という言葉を聞きます。
「晴天」の意味を知る為に、辞書で調べてみました。
【晴天】
先ほどの説明に比べると、意味がざっくり過ぎますね^^;
つまり、「晴れ」=「晴天」です。
特に、雲の量とかは関係なさそうです。
空が晴れていたら、「本日は晴天に恵まれて…」と使って良いでしょう。
少し言葉が違っただけでも。聞こえが良くなったり、悪くなったりするのが日本語の難しいところです…。
「今日は晴れていますよね」と言うより、「晴天に恵まれて…」の方が丁寧に聞こえます。
つまり、「晴天」は「晴れ」をより丁寧にした言葉くらいかなと思います^^;
曖昧ですが、素人はあまり気にせずに使っても良さそうです。
ただ、雲の割合の話は、豆知識として知っておくと話のネタになりますよ!